会社案内 | 銅信

銅信のあゆみ

おかげさまでわが社は、創業100年を超える月日を地元甲府で営業させていただいております。これも皆様のご愛顧とご支援、従業員や協力企業様のご協力、ご先祖の努力の賜物だと深く感謝申し上げます。

風呂釜の爆発的ヒット

銅信の歴史を紐といてみますと、明治45年創業者の田中延吉が旧名二十人町、現在と変わらず相生1丁目で、板金業の傍ら銅でもしきの風呂釜をつくったのが始まりです。創業者が50代で他界したため、妻の田中いとが後を引き継ぎました。このころ爆発的なヒット商品を生み出したのが、婿として入った鈴木重三郎です。上と下を鋳物に変え、溶接等の修理をしやすく小判型から丸型に形を変え、銅部に早くお湯が沸くよう炎が全体的に行き届くよう改良を行ったことで、一日20本の販売を記録しました。その後、石油釜やガス釜、給湯器（ボイラー）が主力になり、各市町村のほとんどに納品させていただいたようです。現在でも甲府市立伊勢小学校様に当時のボイラーが現存し、今でも冬になるとご活用いただいています。

製造販売から設備工事業務へ

昭和40年に3代目の鈴木重雄の代で、製造卸と販売工事の部門から販売工事に力を注ぎ、社名を銅信風呂釜製作所から有限会社銅信へ変更しました。東京ガスの協力企業店や市町村の給排水指定店に加盟し、新築の給排水衛生設備やセントラルヒーティングを中心とした設備業へ移行していきました。３代目の重雄は30代という若さで他界したため、妻の陽子が後を引き継ぎ、新築での設備業から一般家庭のメンテナンスやリフォームに力を注ぎました。

より一層地域に貢献できる企業を目指して

現在は5代目であるわたくし鈴木重人が代表を務めさせていただいております。古くから銅信を支えてくださったメーカー様との長いお付き合いをさせていただいており、他店様よりも多少融通の利く商品もあります。また、長年の経験の中で培った技術力・サポート力をご評価いただけることもございます。そんな風に、地域の皆さまに受け入れらていることは本当にありがたいことです。振り返ってみるとわが社の歴史は、2代目の田中いとが50数年、4代目の鈴木陽子が30数年と、女性社長の歴が長いのが特徴です。女性の心配りときめ細やかさ、そして真摯さをわたくしも引き継ぎ、より一層地域に貢献できる企業となっていけるよう精進いたします。

代表取締役

鈴木重人